2009年2月24日火曜日

どうもありがとうミスター・ロボット












第81回アカデミー賞で、加藤久仁生(くにお)監督(31)の「つみきのいえ」が短編アニメーション賞に選ばれました。

おめでとうございます。
受賞時のインタビューの映像を見ていると「どうもありがとうミスター・ロボット」というコメントで会場が大いに盛り上がりました。

加藤久仁生 監督の所属する映像制作会社がROBOTということで、「サンキュー、ロボット、どうもありがとうミスター・ロボット」となった次第ですがなかなか粋な挨拶ではないですか。

1983年、世界でそして日本で旋風を巻き起こしたアメリカのロック・バンド、STYX(スティックス)の大ヒット曲「Mr.Robot」の日本語の歌詞「どうもありがとうミスター・ロボット」をうまく引っ掛けたんですね。

そりゃ会場も盛り上がるは・・・。加藤久仁生 監督のユーモアのセンスなかなかですね。

実はつい先日。会社のKさんと喫煙コーナーでFMラジオから流れてきた「どうもありがとうミスターロボット」の話で盛り上がったばかりだったのです。

とてもいいタイミングに驚きました。 久しぶりに聞いてみたくなりました、STYXのMr.Robot」、

誰かお持ちではないでしょうか。連絡をお待ちしております。

2009年2月19日木曜日

ジャケ買い3連発!


Norman Cook の Remix で一躍有名になったインド系英国人バンド Cornershop。ジャケットのセンスに魅せられ、ジャケ買い3連発。

1.When I Was Born for the 7th Time (1997)

  お姉さんのとてもオリエンタルな微笑にひと目惚れしました。
  これがきっかけで2、3へと進むのでした。
  
Norman Cook の Remixの元ネタはこのアルバムに入っています。

2.Handcream for a Generation (2002)

  予想以上に1.が素晴しかったのと、不思議なアートワークに魅せられました。
  中のブックレットには1曲1曲ポップなイラストがついていて飽きさせません。
  3枚中一番ファンキーなダンスビートが収録されています。  
中でも、 
Lessons Learned From Rocky I to Rocky III (ロッキー1からロッキー3で学んだこと)という洒落か真面目か良くわからないタイトルがイカします。

3.Woman's Gotta Have It (2005)

  このジャケットのお姉さん、昭和の香りがしてきます。
  70年代の日活■■■ポルノや平凡●●チなんかを想起する香りがぷんぷん漂う。
  お姉さんの●●ツがちらりと見えているんじゃないかと期待して買ったわけではありません。
  ・・・男の■■■です。
  3枚の中で一番オリエンタリズムを感じる1枚です。

肝心の中身ですが、その前に、実はこのバンド、David Byrne氏主催のルアカ・ポップ・レーベルからアルバムを出しているのです。そしてあの Fatboy Slim がタダで Remix して Birmful of Asha という曲を大ヒットさせたのですよ。

ポップなビートにシタールが絡む独特のムードは一度聞いてしまうと病み付きになること間違いなし。

インド系英国人ならではのオリエンタルなムードはいたるところに取り入れられており、これは日本のバンドも見習うべきではないかと反省することしきりです。

2009年2月17日火曜日

今朝の1曲 172曲目 Beastie Boys / Flute Loop


 Beastie Boys / Flute Loop

1994年発売の 『ill Communication』 の13曲目に収録されています。
LPは2枚組みで2枚目のA面1曲目だったと記憶しております。

ジャケット写真のジョン・ベルーシがちょっとお馬鹿な3人組みを象徴するようで印象的です。ブルース・ブラザーズ以外でジョン・ベルーシがジャケットを飾るのはこのアルバムだけかと思います。

Flute Loop は 曲名のとおり Flute のループと、ジャズをサンプリングした曲で、いかにもイースト・サイド、オールド・スクールなヒップ・ホップとなっております。

Beastie Boys の曲の中ではかなり渋めの曲ですが、とても聴きやすい1曲です。


2009年2月16日月曜日

今朝の1曲 171曲目


 Queen / Bohemian Rhapsody

1975年発売の4枚目のアルバム『オペラ座の夜(A Night at the Opera)』の11曲目に収録されています。

アルバムのタイトルにあるとおり、オペラ的なドラマチックなつくりの曲で、Queen の代表作のひとつです。

美しいコーラスとピアノによる序章、中盤以降はハードなロックへと展開されてゆくドラマチックな曲です。

何故かウォークマンのカテゴリでは プログレッシブ・ロックとなっていますが、曲の緻密さやコンセプチュアルな作りがゆえにこのようなカテゴリになっているのだと察します。

一度聴いたら忘れない名曲、ようこそQueenズ ワールドへ


2009年2月13日金曜日

今朝の1曲 170曲目 Ben Harper / Glory & Consequence

 Ben Harper / Glory & Consequence

1997年発売の 3rdアルバム 『The Will to Live』 の10曲目に収録されています。


アルバム全体をとおして、ブルース、フォーク、R&B、レゲエ、ハードロックとジャンルを問わずチャレンジする Ben のパワーとこだわりが伝わってきます。

Glory & Consequence はイントロ部分はシンプルなアコースティック・ギターのリフで始まるのですが、徐々にテンションを上げてゆき、中盤以降シームレスにハードロックに変貌するドラマチックな曲です。

Ben Harper はアフロ・アメリカンでありながら、ビートルズやレッド・ツェッペリンの曲をカバーするなど、人種の壁もものともせず、良いものは何でも自分流にアレンジして取り込んでいく大食漢です。

何でもこなしてしまう半面で、節操が無いとの批判もあると思いますが、この曲聴けば音楽へのこだわり伝わるのではないかと思います。


BPA : I Think We're Gonna Need a Bigger Boat

Norman Cook の 脱Fatboy Slim の噂からおよそ1年たちますが、今月諸順に BPA(Brighton Port Authority)名義で下記のアルバムが発売されました。

13曲目の Toe Jam (feat. David Byrne and Dizzee Rascal) は YouTube でも動画が見れますので雰囲気はつかめるんじゃないでしょうか。とてもお馬鹿なPVです。

それにしても素晴しい顔ぶれですね、1曲目から Iggy Pop 、2曲目は名ドラマーのPete York ・・・そして13曲目はDavid Byrne and Dizzee Rascal という面々。

どうやったらこんなメンツが集まるんだろう。特に
David Byrne と rapper Dizzee Rascal が注目です。

Norman Cook ただモノじゃないですね。

この BPA これからどのように活動するんでしょうか。とても楽しみです。

I Think We're Gonna Need a Bigger Boat
by Brighton Port Authority


1. He's Frank (Slight Return) (feat. Iggy Pop)
2. Dirty Sheets (feat. Pete York)
3. Jumps The Fence (feat. Connan Mockasin)
4. Should I Stay Or Should I Blow (feat. Ashley Beedle)
5. Electric Love
6. Island (feat. Justin Robertson)
7. Local Town (feat. Jamie T)
8. Seattle (feat. Emmy The Great)
9. So Fukt (feat. The Truthspeaker)

10. Spade (feat. Martha Wainwright)
11. Superman (feat. Simon Thornton)
12. Superlover (feat. Cagedbaby)
13. Toe Jam (feat. David Byrne and Dizzee Rascal)
14. So It Goes (feat. Olly Hite)

※は日本版のボーナストラック

2009年2月11日水曜日

Buddha Machine 2.0 入荷













ついに Buddha Machine 2.0 が入荷しました。


正真正銘の Made in China 、本物です。


予想通り、期待通りのチープな作りにひと安心しました。

しかし、単3電池を2本セットしてスイッチを入れると音がまともに鳴りません。

まさか初期不良? と思いましたが電池を交換すると問題なく鳴り出しました。

思っていた以上に面白いパターンの音が出てきます。

ピッチもコントロールできるのでその時の気分でいろいろと変化を付けることが出来ます。

惜しまれるのは音質です。ヴォリュームを上げると音が割れてしまいます。

大音量で聴くことはないので、実用上は全く問題ありません。そういう仕様だということにしておきましょう。

ライブ等で使うときはヴォリュームを下げて接続先のアンプ側でヴォリュームを上げてやる必要がありますね。

もう1点惜しまれる点はタイマー機能がないことでしょうか。

アンビエントな音のループはお休み前のリラックスにはぴったりだと思うのですが、電源ONのままにして寝てしまうとすぐに電池切れになってしまいます。

次のヴァージョンでは音質の改善と、タイマー機能の搭載を強く望みます。

あっ、それとイラストにある肝心の「大老師」様ですが、分解したところ見当たりませんでした。

※分解時に4個あるはずのネジが3つしかないことに気づきました。さすが、Made in China。

http://www.fm3buddhamachine.com/


2009年2月10日火曜日

今朝の1曲 169曲目 The Jam / Town Called Malice


 The Jam / Town Called Malice

1982年発売のラスト・アルバム 『The Gift』 の10/11曲目に収録されています。

The Jam と言えば当時のパンク・ムーヴメントの中でモッズ(※)というスタイルを確立したイギリスのロックバンドです。

タイトなスーツにスカーフ、ブーツにというスタイリッシュなファッション性も当時人気となりブームとなりました。

この曲 Town Called Malice (邦題:悪意という名の町)ではモータウンサウンドを強く意識したファンキーなスタイルを披露し、パンクとは少し距離を置いたところがありました。

これは、後のスタイル・カウンシルに通じるものであると思われます。

ヴォーカルのポール・ウェラーは現在も活動的で、近々来日公演もあるそうですが、是非唄ってもらいたい1曲です。

※・・・moderns の略で mods と記す。元祖は The Who であると言われている。


2009年2月9日月曜日

今朝の1曲 168曲目

The Beatles / Let It Be

1970年発売のラスト・アルバム 『Let It Be』 のタイトル曲です。アルバムは、同名の映画のサウンドトラックでもあります。

何も語る必要の無い名曲中の名曲ではありますが、少し薀蓄を語らせてもらうならば、シングル・ヴァージョンのプロデュースは5人目のビートルズと呼ばれた ジョージ・マーティン(英) がおこない、アルバム・ヴァージョンではフィル・スペクター(米)がおこなったと言うことでしょうか。

中、高どちらか忘れましたが、教科書にも載っていたような気がします。

そして、若かりし頃、失恋した時に聴いたような・・・。

みなさんそろぞれの思い入れや思い出を大切にこれからも聴き続けようではありませんか・・・。

The Beatles

Let It Be


2009年2月8日日曜日

花畑牧場の生キャラメル

北海道出身の知人から、花畑牧場の生キャラメルをお土産にいただきました。

要冷蔵ということで、冷やしてからいただきました。

口に入れた瞬間から解けてはじめて、濃厚なバターと生クリームの香りと味が口の中に広がります。絶品です。

あっという間に解けてしまいました。もう少し味わいたかった・・・。

これはやみつきになりそうです。

2009年2月7日土曜日

Google 急上昇ワード "多摩テック"

最近 Google がはじめた急上昇ワードで "多摩テック"が1位になっていました。(2/7 22:30頃)

その理由は、9月末閉鎖のニュースだと思います。


近所に15年以上も住んでいながら1回も行ったことがないのですが、記念に行ってみようかなと思ったりしています。

景気後退でどのレジャー施設も厳しくなりそうですね。

唯一景気に左右されないのは東京ディズニーランド&シーぐらいでしょうか。

さて、次はどこが閉鎖になるんでしょうか・・・。

2009年2月5日木曜日

今朝の1曲 165曲目 Geoff Muldaur / Brazil


 Geoff Muldaur / Brazil

1985年発売、映画『未来世紀ブラジル』 のサウンドトラックのリメイク盤12曲目に収録されています。

Xavier Cugat(ザビア・クガート)のサンバ曲「ブラジル」が原曲です。

日本のTVCFでも使用されたことがあり、聴けばすぐ分かる曲なんですが、言葉で説明できないのはとても残念で歯がゆいです。

Geoff Muldaur(ジェフ・マルダー) という方はアメリカのルーツ・ロックのシンガー、ソング・ライターなんだそうですが、あまり情報がなく、奥さんの Maria Muldau のほうが有名なようです。

映画『未来世紀ブラジル』 は 私の大好きな映画で、テリー・ギリアム監督の代表作(?)です。 ロバート・デ・ニーロがちょい役でコミカルでお茶目な演技を披露しているのがひとつの見所です。

レンタル・ビデオ屋で見かけたら是非借りて見てください。名曲『Brazil』もきっと分かるはずです。


2009年2月4日水曜日

今朝の1曲 163曲目 The Doors / The End


 The Doors / The End

1967年発売のデビュー・アルバム 『The Doors』 の11曲目に収録されています。

UCLAの映画学科の同窓生であったフランシス・フォード・コッポラ監督の 『地獄の黙示録』 で使用されており、この映画を機に The Doors を聴き直した方も多いと察します。

11分を超える曲ですが、語数は300前後で、途中長い間奏が入ります。イントロ部分からしてとても異様なムードを放っており、歌詞にいたってはかなり悲壮感漂う絶望的とも言える内容になっています。


【体調メモ】投薬メモ 2/5~

本日の診察でメインの薬、トフラニールを15mg減量してもらいました。

残業が解禁になり、業務量も増えたのですが、その分ケアレスミスも目立ち始めました。

相談したところ、薬の調整をしてくれました。(先週も同じようなことを書いたような・・・)

メインのトフラニールは朝の10mgを0mgにし、代わりにアモキサン10mgを朝、昼に追加しました。

しばらく、様子を見たいと思います。

<朝>
アモキサン 25mg + 10mg = 35mg
リーマス 200mg
トフラニール 10mg 0mgに減量
ソラナックス 0.4mg
セレキノン 100mg

計5錠

<昼>
アモキサン 25mg
+ 10mg = 35mg
リーマス 200mg
ソラナックス 0.4mg
セレキノン 100mg

計4錠

<夜>
リーマス 200mg
トフラニール 25mg
ソラナックス 0.4mg
セレキノン 100mg

計4錠

<就寝>
トフラニール 25mg × 5錠 = 125mg
ユーロジン 2mg
ロピフノール 2mg
アモバン 10mg

計8錠

合計22錠

2009年2月3日火曜日

今朝の1曲 162曲目 The Beautiful Girls / Weight of the world

 The Beautiful Girls / Weight of the world

2005年発売の3rdアルバム 『We’re already gone』 の Bonus Track として収録されています。もとはシングルで発表されたものです。(写真2)

The Beautiful Girls はオーストラリアのサーフロック系のバンドで、この曲はキューピー・ハーフのCMソングに起用されたことで一部で流行りました。

曲調はレゲエですが、本来の彼らのスタイルは G.Love & Special Sauce のような ゆる~い ルーズな ブルースです。

G.Love しかり、彼らのようなスタイルの音楽は、最初かなり違和感がありますが、聴くにつれて気持ちよくなりルーズなところがとてもカッコよく感じてきます。不思議なものです。

サーフロック系といっても、=サーファーではないので、先入観なく聴いていただきたいです。

平日に有給休暇を取って、のんびりくつろぎながら聴きたい一曲です。


2009年2月2日月曜日

今朝の1曲 161曲目 The Police / Every Breath You Take


 The Police / Every Breath You Take

1983年発売のアルバム 『Synchronicity』 の7曲目に収録されています。
邦題は、「見つめていたい」だったような・・・。

今朝は2回もこの Every Breath You Take が流れました。

1回目は 『Synchronicity』 から、2回目は 『Greatest Hits』 からです。

こんなことはめったにないので、今日の1曲に選びました。

当時私はティーン・エイジで The Police の人気も絶頂でした。FMラジオでこの曲を聴かない日はないくらい流行りました。

今聴いてもとても素敵な名曲です。

余談ですが・・・

スティングは1984年のグラミー賞において「見つめていたい」で最優秀楽曲賞と最優秀ポップ・デュオ/グループ(ヴォーカル入り)を獲得しています。


2009年2月1日日曜日

ミニマル・テクノ

会社のS君から Recomposed by Carl Craig & Moritz von Oswald という CDを借りました。

Carl Craig は、デトロイト・テクノの初期に、Derrick May に見出されたとのことです。(wikipadiaより)

クラッシックを音源に、その断片をサンプリングして作成されたもので環境音楽的な要素が多いのですが、途中テクノな要素も取り入れられ、飽きの来ない作りになっています。

土曜日の朝食でBGMにセットしたのですが、これがなかなか良かったですね。

クラッシックをサンプリングすること自体は簡単なんでしょうが、どの部分をサンプリングするのか、そしてどう料理するかは重要かつセンスが問われる部分だと思います。

このアルバムでは、Maurice Ravel, Modest Mussorgsky の曲がサンプリングのネタとして示されていますが、私は聴いたことがないのでどのような曲で、どこがサンプリングされたか全くわかりません。

このままでもいいのですが、少し好奇心がうずきますので、元ネタもいつか聴いてみたいと思います。