2009年12月27日日曜日

【読書】ドン・キホーテ〈後篇2〉

●ドン・キホーテ〈後篇2〉
●セルバンテス作、牛島 信明 訳
●岩波文庫 437ページ
●初版 2001年

旅を続けるドン・キホーテとサンチョ・パンサは道中で公爵夫妻の鷹狩りに遭遇し、歓待を受ける。

「ドン・キホーテ」の愛読者である公爵夫妻は、ドン・キホーテとサンチョ・パンサにさまざまな悪戯を仕掛ける。

中でも「老女の苦悩」と「木馬クラビレーニョ」のエピソードが笑いを誘う。

サンチョ・パンサは念願の島の統治を始めるが、これも公爵夫妻の悪ふざけのひとつであったが、サンチョの機知に富んだ統治が結構おもしろい。

次は後篇3に突入するが、ドン・キホーテの冒険は今までの冒険とは趣を異にするようだ。

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