2009年1月1日木曜日

元旦

今日は元旦、一年の初めですね。

一年の計は元旦にありといいますが本当にそうでしょうか・・・。

その昔、学校の国語の授業で、高浜虚子の「去年今年(こぞことし)貫く棒の如きもの」という詩を教わりました。

とても印象に残っていて毎年この時期になるとこの詩を思い出します。

一年の計は元旦にあるというのはとても都合がよい感じがしますね。

毎年年の初めに人間が新しく生まれ変わるわけではなく、人間は今までの過去を背をって生きているのです。

志も同じように過去から積み重ねられた成功や失敗の上にあるものです。

過去を顧みつつ、新しい年を迎えるのが正しい考えではないかと思います。

私はこの詩を、年末、年始と年は変わるけれど、私には一本の棒の如きものが貫いていて、なにも変わるものはないという強い意志を表したものと解釈しています。

この詩のように、年は変われども去年と同じ志で臨む年にしたいなと思います。

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