イームズ生誕100周年記念 写真展は本日6月8日(日)が最終日。土曜日に行く予定でしたが、前日の送別会で二日酔いのため断念。6ヶ月ぶりのお酒、甘く見ていました。本来は家族サービスの予定でしたが、ゴメンナサイしていってきました。
先着2,500名様限定の『チャールズ・イームズの100の名言集』はまだ在庫がありました。5月20日(火)~6月8日(日)までに2,500部が無くならかったと言う事は、相当な赤字では?ちょっと可愛そうでした。
余談が長くなってしまいました。展示は一枚のパネルの表に写真、裏にイームズのメッセージが書かれており、3段、2列に配置されていました。7万5千点の写真から厳選した100枚の写真ひとつひとつが生きていました。これは『イームズの・・・』という前置きが無くとも、立派な写真展として成り立つでしょう。イームズの感性が、様々な造形物、景色、生物を活き活きと捉えています。何度見ても見飽きない、そんな写真ばかりでした。
イームズのメッセージには、バウハウスの校長でありバルセロナ・チェアの作者として有名な、ミース・ファン・デル・ローエの言葉を引用したものがありました。『ミース・ファン・デル・ローエはこう言った、「人の関心を引きたいわけではない。ただ素晴らしい職人になりたいだけだ。」これは職人ならば、胸に刻みつけておきたい言葉だ。』
デザイナーではなく、この職人(クラフトマン)という言葉が実にいいですね。とても心に響きました。
会場を出る際に、スタッフの方に尋ねました。Q.「イームズの写真集はないんですか?」、A.「残念ながらございません。」、Q「発売される予定は?」、A「今のところございません。」、Q.「是非、写真集を作っていただけませんか?」、「本日は本当に感動しました。是非お願いします!」、A.「他のお客様からも同様のリクエストをいただいておりまして、現在、イームズ・オフィスに打診しているところです。」、そして最後に「是非、よろしくお願いします!!」とお願いしておきました。この機会を逃した多くのイームズ・ファンの方々のためにも、一日も早く写真集が完成しますように・・・。
本日の展覧会の模様は下記のリンク先にて公開しております。よろしければご覧ください。
(フラッシュ無しで撮影しており、手ぶれ写真あります。露出は+0.5~0.7 にしておけばよかったなと、少し後悔しております。)
『はてな・フォトライフ/イームズ生誕100周年記念・写真展』
※是非、スライドショーで見てください。
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