セックス・ピストルズ世に送り出したプローモーターとしても、デザイナーとしても知られている、マルコム・マクラレンが1983年に発売したアルバム。日本では雑誌ViVi創刊時のCMソングとして使用されていた。
このCMソングを聴いて、いてもたってもいられず、誰の、なんと言う作品かも知らずにレコード屋に直行したのは高校1年の時。どうやって探し当てたのか今では思い出せません。凄い執念だったんだと思います。そのときのLPは今でも手元にあります。
NYのブルックリンあたりでヒップホップが誕生した頃、これにいち早く目をつけ、アルバムに取り込んでいます。今聞いても十分カッコいいスクラッチ、DJのトークは最高です。
途中に挿入されている民俗音楽っぽい曲や、Jive も最高に良かった。言葉では表現できません。
もう一度聴きたくてヤフオクを漁っていると見つかりました。探してみるもんですね。
今聞いても斬新ですね。当時のカッコ良さはまったく変わりません。
当時のかっこ良さは音楽だけではなく、ジャケットの超デコ・ラジカセ、それに良く見るとわかるキース・ヘリングのイラストです。(この時点で日本では無名ですからね。)
しかし、この Malcolm McLaren マルコム・マクラレンは業界では詐欺師とも呼ばれていて、このアルバムで曲を提供したDJにギャラを払わなかったとかいう噂がありました。
キース・ヘリングにもギャラ払ってなかったんだろうな。
さらに、このアルバムの2、3枚後のアルバムでは、アルバムのデザインを STUSSY にお願いしておきなから、ギャラを払わなかったとか。
ケチな噂には事欠かない人のようです。
2008年7月30日水曜日
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